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  • 2012.11.25 Sunday
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tour de singkarak 2011

去年、連れてきてもらって、心底惚れてしまった自転車レース「ツール・ド・シンカラ」。
インドネシアのスマトラ島西部、シンカラ湖のまわりで開催される7日間のレースでした。
年々、規模が大きくなっていて、初年度は4日間、去年は6日間、今年は7日間。
来年以降は、UCIカテゴリーを1クラスに上げるとか、ASOとの共催にするとか、
首都ジャカルタからスタートするとか……とにかく、ポジティブなパワー溢れるレースです。

国内レースが縮小する一方で、アジアの元気なレースはとにかく魅力的に感じます。
一流ジャーナリストでは決してない私も、レースの中に入れてくれて、一緒に大きくなろうとする感覚がある。
ヨーロッパの中の日本人より、アジアの中の日本人の方が受け入れもいいように思えるし。

道が悪いとか、交通整備が徹底されていないとか、ご飯が美味しくないとか…
まだまだトップクラスのレースになるには、課題が山積みだと言うけれど、この先も関わっていけたら幸せだなぁ…。
そして、去年はメディアが少なくって、ネットを探して夜な夜な彷徨ったりもしたんだけど、
今年はメディアセンターなるものも完備され、インターネットもほぼOK。
インドネシア国内とマレーシアからジャーナリストが56媒体ほど来ていました。
去年よりも質の高いジャーナリストが多く、一緒に仕事をしていて、勉強になることがたくさん。

フォトグラファーなら、動きを見ているだけで、どんな写真を撮る人かわかる。
上手だなーと思ったのが、この写真で両手を広げているKOMPAS(通信社)のロデリックと、
この写真を撮ってくれたCycling Asia(マレーシア発アジアの英語自転車雑誌)のマイク。
去年からアジアツアーを回るようになって、少しずつアジアのカメラマンネットワークができはじめています。
ヨーロッパには上手なカメラマンがたくさんいるけど、彼らはアジアには来れない。
そして、アジアにはまだ上手な自転車カメラマンはいないよ!って話すマイク。
彼とは同世代だし、今後、いいライバル兼友だちになれそうです。
(ちなみに私たちの近い将来の夢はマレーシアと日本で一緒に写真展をすること。)

HCクラスのレースが年々増え、ワールドツアーもアジアに組み込まれ始めている今、
アジアは私にとって、1つ大事なキーワードになっています。やっぱり自分自身がアジア人でもあるしね。

そして彼らにもっと日本のレースに来てほしいって思います。
今回熊野に台湾のカメラマンが来ていたんだけど、彼へのフォローはどこまでできたんだろう?
私がアジア各国のレースで感じるハッピーな感覚を、ホームでは提供できる人にもならなきゃね。

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  • 2012.11.25 Sunday
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  • 20:36
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たなかそのこ
1980年代生まれ女子。カメラを片手に海外国内を飛び回ってます。物書き&カメラマン風。ネコ好き。

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